【明晰夢】「空を飛べる人」「飛べない人」の違いは何?| 夢での空中浮遊を体験談から考察

日常の不思議

明晰夢を見た人の多くが、まず試みるのが「空を飛ぶこと」だと言われています。しかし、実際には飛べる人と飛べない人がいるようです。

この違いは何なのか——体験談を調べてみたところ、一つの仮説が浮かびました。飛べる/飛べないの分かれ目は「飛びたい気持ちの強さ」ではなく、「感覚の入り方」にあるのかもしれません。

あなたは飛べる派?飛べない派?セルフチェック

明晰夢で「うまく飛べなかった」という人には、いくつかの共通点があるようです。以下に当てはまるものがあるか、チェックしてみてください。

  • 夢だと気づいた瞬間「よし、飛ぼう!」と強く意識した
  • 手足をバタバタさせて上昇しようとした
  • 「自分は体が重いから…」と夢の中で思った

一方、「飛べた」という人の体験談を見ると、「気づいたら浮いていた」「自然と体が軽くなった」という表現で体験を表していることが多いです。この違いがヒントになりそうです。

明晰夢で空を飛べた/空から落ちた体験談

飛べた:散歩中にフワッと浮いて滑空できた

投稿者さんは普段から夢の中で浮遊感を覚えることが多かったそうです。

ある日、夢の中で近所を散歩していたところ、体がなんとも軽い感じがして、フワッと浮いてしまったとのこと。

「浮くなー」と慌てつつも、そのとき「これは夢だ」と気づき、そのまま空を滑空できたといいます。

よく空を飛んでるのです。体が軽くなるイメージでしょうか。(後略)

ソース:note – いしやんノート

落ちた:ショッピングモールで飛んだら1mしか浮かなかった

長年明晰夢に憧れていた投稿者さん。

夢の中でショッピングモールにいることに気づき、「これは夢だ」と自覚した瞬間、「明晰夢においてまずやってみたくなるのは空を飛ぶことだ」と、吹き抜けの柵を躊躇なく飛び越えたそうです。

しかし、水に浮かべた物体が沈むように体がゆっくり落ちていき、床から1メートルのところで停止。手足をバタバタさせても、それ以上は上がらなかったとのこと。

おぉ、やっぱり飛べるんだ!と喜んでいたら、水に浮かべた物体が沈むように、体がゆっくりのっそり落ちていく。(後略)

ソース:note – 花丸恵

なぜ差が出るのか?——仮説「思考が介入すると重力が戻る」

2つの体験談を比べると、興味深い違いが見えてきます。

空を飛ぶことができた体験談では、「飛ぼう」と意図する前に、すでに体が浮いていました。浮遊感が先にあり、後から「これは夢だ」と気づいた流れです。

一方、落ちてしまった体験談では、夢だと気づいた後に「飛ぼう」と強く意識し、自ら柵を飛び越えるという行動を取っています。結果は1メートルしか浮かず、「夢なのに重さを感じる」という不思議な状態に。

ここで私の仮説です。明晰夢で「飛ぼう」と意識した瞬間、論理的な脳が働き始め、「人間は空を飛べない」「自分は重い」といった現実の認識を夢の中に持ち込んでしまうのではないでしょうか。

考えれば考えるほど、重力が戻ってくる。逆に、「意図せず浮いた」状態では、論理的判断が介入する前に浮遊が始まっているため、そのまま飛べるのかもしれません。

落ちた体験談の投稿者さんは「自他ともに認める重量ボディの持ち主」と書いていました。「自分は重い」というセルフイメージが、夢の中でも浮上を妨げた可能性があります。

夢の中なのに現実の自己認識が影響するというのは、なんとも皮肉な話です。

※明晰夢から幽体離脱することもあるみたいです↓

補足:明晰夢の脳は「覚醒と睡眠のハイブリッド」

この仮説を補強するような研究結果があります。

明晰夢を見ているとき、脳は「レム睡眠(夢を見る状態)」と「覚醒」の両方の特徴を示すそうです。(外部記事)

通常の夢では活動が低下している前頭葉(思考・判断を司る領域)が、明晰夢では活発に働いている。だからこそ「これは夢だ」と論理的に判断できるわけですが、同時に「人間は飛べない」という現実の法則も持ち込みやすくなるのではないでしょうか。

つまり、明晰夢で空を飛ぶには「夢だと気づきながらも、論理的思考を手放す」という矛盾した思考が求められるのかもしれません。

明晰夢で飛びやすくするコツ

体験談や経験者の声をもとに、飛びやすくするヒントをまとめてみました。

感覚から入る
「飛ぼう」と意識するより、「体が軽くなる」「足が地面から離れる」といった感覚に集中するほうがうまくいく可能性があります。体験談1の投稿者さんは「体が軽くなるイメージ」と表現していました。

・原理を考えない
「空を飛ぶ原理や論理を考えてはいけない」と述べている体験談もありました。「息を大きく吸って体積あたりの重量を軽くする」など、適当な理屈でも夢の中では通用するそうです。理屈は後付けでOK。

・高く上がりすぎない
身体が浮き始めても、油断してはいけません。高く上昇すると、脳が広い視界を処理しきれず目が覚めてしまうことがあるそうです。最初は低空飛行から試してみるのがよいかもしれません。

まとめ

明晰夢で空を飛べる人と飛べない人の違いについて、体験談をもとに考察してみました。

私の仮説は、「飛ぼう」と強く意識するほど論理的な脳が働き、現実の重力や自己イメージを夢の中に持ち込んでしまうのではないか、というものです。明晰夢は「覚醒と睡眠のハイブリッド状態」だからこそ、「夢だと気づきながらも、論理を手放す」という難しいバランスが求められるのかもしれません。

もし今度明晰夢を見たら、「飛ぼう」と思う前に、体が軽くなる感覚に身を任せてみてください。考えるより先に、浮いてしまうほうがうまくいくのかもしれません。

下記の体験談もおすすめです。

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